定年を迎えた後は自然豊かな場所でゆっくりと過ごしたい。田舎の古民家で自給自足の生活をしたい。田舎で新規事業を立ち上げたい。
理由は様々ですが、今、田舎の魅力が再確認されています。インターネットや流通も発達し、田舎も昔ほど不便な場所ではありません。とはいえ、都会とは勝手が大きく違うのは事実です。事前にきちんと「なぜ田舎暮らしをしたいのか」を考えてから、物件探しを始めることをお勧めします。
田舎の物件探し
田舎の物件探しは、インターネットを活用しましょう。田舎物件を専門に扱った不動産サイトも、今では決して珍しくありません。ただし、物件の購入を決定する前に、必ず現地に向かって物件の下見を行いましょう。特に古民家は、写真で見て想像していた以上に補修が必要になる場合があります。リフォームを行い古民家カフェなどの事業を考えている方は修繕の費用を考えなければなりませんし、自分でDIYしながら住むにしてもなかなか手が回らず、結局業者に頼ることになるかもしれません。下準備が必要になることは覚えておいた方がいいでしょう。
また、自分がいくら田舎暮らしを切望していても、家族が同じ気持ちとは限りません。都会暮らしと田舎暮らしでは、ライフスタイルが丸ごと変わります。ちょっとした食料品の買い出しも一苦労です。自然もずっと穏やかではありません。台風、暴風雨・暴風雪などの災害に遭った時、自宅にいながら遭難することだってありえるのです。田舎暮らしの良い面ばかりをみるのではなく、リスクをきちんと把握したうえで、家族全員で幸せに暮らせる田舎暮らしを検討してみましょう。田舎暮らしと言っても、本当に人里離れた山奥から、海辺の眺望良好な土地、市街地へのアクセスが便利な郊外地など
諸々の問題をクリアして田舎暮らしを実現できたなら、貴方には豊かな自然の中で四季の息吹を感じながら暮らす、魅力的な毎日が待っています。